巨人沢村が2軍に合流へ 実戦で2試合連続失点と不調 先発転向へ
巨人は26日、沢村拓一投手が同日に帰京し、28日から2軍に合流すると発表した。
この日は通常通り練習に参加し、ブルペンでも投球。練習後にチームを離れた。
右腕は24日の日本ハム戦で八回から4番手で登板。先頭横尾に内角直球を振り抜かれ、左翼席へソロ被弾するなど1回を投げ、1安打2四球1失点。2試合連続での失点と、本調子にはほど遠い内容だった。
一昨年は右肩の不調で登板なし。昨季は49試合の登板で防御率4・64と安定感を欠いていた。巻き返しを誓っていた今季は守護神候補にも挙がっていたが、ファームで再調整となった。
原監督は先発に転向させる方針。昨秋、本人が志願してリリーフ調整させてきたが、当初の構想通り、ここから先発要員として計算することになった。
もともと、ルーキーイヤーは200イニングを投げ、11勝11敗。15年からリリーフに転向させたのも、その能力を高く評価する原監督だった。心機一転、復活を目指していく。