DeNAキャンプ最後は乱打戦 宮本の満塁弾などで引き分け 実戦負けなしで締め
「練習試合、DeNA12-12KIA」(26日、アトムホームスタジアム宜野湾)
DeNAが今キャンプ最後の実戦に臨んだ。相手は韓国の強豪・KIA。三回に実戦初登板となったドラフト4位・勝又(日大鶴ケ岡)が1死も奪えず降板となり、次にマウンドに上がった古村も満塁弾を被弾するなど、この回8失点した。
四回にも2点を失い、0-10となったが五回から反撃開始。柴田が中前適時打、六回は佐野が左中間へ適時二塁打を放った。七回は倉本、桑原、嶺井、大和の適時打、さらに途中出場の宮本が満塁本塁打を左翼席にたたき込み同点とした。
先発のドラフト1位・上茶谷(東洋大)は2回1安打無失点と安定した投球を披露。同じく開幕ローテ候補の京山は六回から登板し、4回4安打2失点という結果だった。
ラミレス監督は沖縄での実戦7試合に関して「やはり一度も負けていないので、試合だけを見たらすごくいいキャンプを送れたんじゃないかな」と総括。「バントとか走塁面とか力を入れてやってきたことがありますけど、そういった部分をいい形で仕上げられた。ピッチャーも打つ方も90%は準備できているんじゃないかな」と手応えを示した。