日本ハム・清宮 3・2実戦復帰へ 栗山監督「そんなにゆっくりさせられない」

 コンディション不良で別メニュー調整中の日本ハム・清宮幸太郎内野手(19)が、2日・DeNA戦(札幌ドーム)で実戦復帰する見通しであることが2月28日、分かった。1日にフリー打撃を再開する予定。栗山監督は「そんなにゆっくりさせられない。体調面は大丈夫だろ」と強い口調でハッパをかけた。

 1軍キャンプ打ち上げの2月25日から、打撃練習&送球練習を回避していた背番号21。首脳陣は負傷箇所を明言しなかったが、昨年の秋季キャンプで患った右手首痛が24日の巨人戦(那覇)中に再発したもようだ。指揮官は「怖いんだけど」と慎重な姿勢を示す一方、苦難を乗り越える姿を信じて待っている。

 この日の全体練習でティー打撃を始め、スローイングも再開した。侍戦士として出場する9、10日のメキシコとの強化試合も迫っており、立ち止まっている時間はない。清宮は「大丈夫です。変わらず、いつも通りやれればなと思います」と静かに闘志を燃やした。

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