楽天、途中出場の村林が値千金弾 九回に同点3ラン「結果を出せて良かった」
「親善試合、ラミゴ7-7楽天」(1日、台北)
楽天・村林一輝内野手(21)が、値千金の一発を放った。八回裏の遊撃守備から途中出場。3点を追う九回無死一、二塁でラミゴ7番手・黄子鵬の直球を捉え、左翼席へと運ぶ同点の3ランを放った。
「点差があったので、次につなげようという気持ちだった」と村林。内野の定位置獲得を目指すが、前日の試合で「9番・遊撃」で出場しながら3打数無安打。「昨日は結果が出せなかった。今は結果を出さないといけない立場。1打席1打席が勝負の中で、結果を出せて良かった」と話していた。
若手の活躍に平石監督も「見事な打撃。大したものです。去年の秋から自主トレ、春季キャンプと振る力は変わってきている」と称賛。定評のある守備でもミスがなく「しっかり守ってくれているのが一番」と指揮官も評価していた。