楽天ドラ4弓削、開幕ローテアピール 先発で3回完全投球「自分の球投げられた」
「親善試合、ラミゴ7-7楽天」(1日、台北)
楽天のドラフト4位新人・弓削隼人投手(24)=スバル=が、先発で3回をパーフェクトに抑える投球を見せ、開幕ローテ入りへ大きくアピールした。
初回を3者凡退に抑えるスタートを見せると、直球、カーブ、カットボール、スライダーを両コーナーに投げ分け、凡打の山を築いた。「だいぶ自分の球が投げられた。(打者を)押し込んでいくことができた」と納得の表情だ。
初登板となった2月20日の練習試合・日本ハム戦(金武)では、コンディションイング不良の影響もあり、2回4失点。「今日はしっかりと自分のペースで投げることをテーマにしていた」という言葉通り、持ち味を発揮して見せた。
先発ローテ争いに関しても、平石監督は「先発候補の1人と考えている。もちろん次も先発としてやってもらう」と評価。伊藤投手チーフコーチも「結構ボールも動く。低めに集めることができれば面白いと思う」と新人左腕に期待を懸けた。