オリックス山本 開幕ローテ決定的 体脂肪減で先発ボディー完成
「オリックス春季キャンプ」(3日、SOKKENスタジアム)
オリックス・西村徳文監督(59)はキャンプを終えた3日、山本由伸投手(20)について「先発としてスタートしてもらいます」と話し、開幕ローテーション入りが決定的であることを明かした。
山本は昨年オフに先発転向を指揮官に直訴。いったんは保留となったが、金子、西が抜けたため、課題のスタミナをクリアすることを条件に先発転向に取り組むことになった。
今キャンプでは、2月26日のロッテとの練習試合で自己最速タイとなる155キロと、108キロのカーブでほんろうする異次元の投球を披露した。その一方、いまだ最長3回しか投げておらず指揮官は「球数、スタミナの心配はある」と明かす。
今後は5日のヤクルトとのオープン戦、10日の侍ジャパン・メキシコ戦でそれぞれ2イニングを投げる予定となっている。
山本は「いい感じできていると思います。オフに体脂肪17%あったのがトレーニングで自然と14%になりました」と先発ボディーの完成を明かす。二十歳の右腕が山岡に続く先発の柱としてオリ投を支える。