巨人・丸、マツダ“プレ開幕戦”最重要視「三塁側でやる雰囲気違う」

 巨人・丸佳浩外野手(29)が4日、広島との敵地2連戦(5、6日)を最重要視した。FA移籍後初となる古巣、そして昨季までの本拠地・マツダでの試合。同条件で29日の開幕戦を迎えることから「雰囲気を分かるためにも、すごい大事な2試合なのかなと自分の中では思っている」と位置づけた。

 昨季まで自身を後押ししてくれた真っ赤なスタンドからの歓声が、今季からは向かい風となる。“庭”として慣れ親しんだグラウンドそのものに変化はなくとも「三塁側でやるので、景色だったり雰囲気は多分違うと思う」と丸。敵地として乗り込んだ先に見える光景に、思いをはせた。

 常に超満員となるスタンド。開幕戦ともなれば、盛り上がりはさらに加熱する。本番で浮き足立たないためにも「そういうのを、しっかりと把握しておきたい」と“プレ開幕戦”を貴重な体験の場とするつもりだ。

 「それ(開幕の相手)だけって言ったらウソになる」と古巣に対する意識は当然、胸の内にはある。それでも「やっぱりプロである以上、しっかり割り切ってやらないといけないと思うし、その中で自分の良いものが出せればいいかな」と続けた。野球に不要な感情は抑え込み、「巨人・丸」がマツダのグラウンドに立つ。

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