ヤクルト・ブキャナン 打たせて取る4回4安打無失点 新球フォーク披露
「オープン戦、オリックス5-1ヤクルト」(5日、京セラドーム大阪)
最大のテーマを消化しつつ、結果も残した。昨季10勝でチーム勝ち頭のヤクルト・ブキャナンが、4回4安打無失点。新球のフォークに、まずまずの手応えを得た。
石山、近藤らに教えを請い、今春のキャンプで習得に着手。この日は主に右打者に試投した。四回のマレーロには左前に運ばれたが、投球の幅を広げることが目的。「練習してきたことをマウンドで出せた」と納得する右腕に、田畑投手コーチも「使っていくのはいいこと。相手に球種が一つ増えたとわかればいい」と評価した。
2月27日には、昨年9月に誕生した長男・ブラッドリー君が来日して気力も充実。「順調に調整できている。開幕まで良い準備をしていきたい」。内定している4・2本拠地開幕のDeNA戦へ、歩みに不安はない。