日本ハム大田がオープン戦1号 打率・538も淡々「失投を打っているだけ」

 「オープン戦、日本ハム7-10ロッテ」(6日、鎌ケ谷スタジアム)

 日本ハム・大田が同点の六回、先頭打者としてカウント1-1からロッテの新人・小島のスライダーを振り抜いた。「ちゃんと振れた。甘い球だった」。オープン戦1号となる納得のソロアーチだった。

 この日は1打席目にも内野安打を放ち、3打数2安打。これでオープン戦4試合で13打数7安打の打率・538だ。「ピッチャーがこれから仕上げていく中で失投を打っているだけ」と冷静だが、移籍後3年目のシーズンを前に充実の時間を過ごしている。

 清宮が右手有鉤(ゆうこう)骨骨折のため、大田の長打力にはより期待がかかるが「そんなことは考えていない。幸太郎には幸太郎にしかできないこともある。みんながそれぞれの色を出せれば」と、自身のプレーに集中していくのみだ。

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