今秋ドラフト候補、奈良学園大・菅田 虎相手に躍動!スカウト視察で二刀流アピール
「プロアマ交流戦、阪神5-5奈良学園大」(6日、鳴尾浜球場)
今秋のドラフト候補の奈良学園大・菅田大介投手(3年)が6日、阪神とのプロアマ交流戦(鳴尾浜)に「3番・投手」で先発。投げては5回6安打4失点、打っては2安打1打点1盗塁の結果を残した。阪神などプロ5球団のスカウト陣が視察した中で「二刀流」をアピールした。
初回は「ボールの違いに対応できなかった」と先頭からの連続四球などで3点を失ったが、二回以降は無四球と安定。最速は139キロで「まっすぐで押せたところはあった」と手応えを感じた。バットでは五回2死三塁から、同点の右前適時打を放って見せた。
元々、打力のある外野手として評価が高かった中、今季は投手に重点を置く。視察した阪神の山本スカウトは「スケールの大きい選手。(投手と野手の)両方で見てます」と評価。50メートル走5秒8の快足を生かして二盗を決めたところにも、センスの高さを感じさせた。
「プロはすごいところですけどそこまで遠くないかなと思えました」と菅田。さらなる高みを目指し、レベルアップを図っていく。