ヤクルト・小川 虎狩りリハ完了 開幕地・京セラで4回1失点
「オープン戦、オリックス5-0ヤクルト」(7日、京セラドーム大阪)
よどみなくリハーサルを終えた。先発した小川が4回3安打1失点。虎狩りを期す開幕戦と同じ舞台・京セラドームのマウンドをしっかりと確認した。中4日の登板で最優先のテーマを消化し「投げられたのはよかった」とうなずいた。
2日の巨人戦に続き、昨季までの足を高く上げるフォームと、足の上げ幅を抑えたフォームを併用。二回以降は毎回先頭の出塁を許したが、失点は三回のスクイズによる1点だけ。球威や制球のばらつきは見られず、無四球で3三振を奪い、予定イニングを56球で投げきった。
京セラドームでの登板は過去3試合で、17年8月5日以来。「傾斜がある方なので、粘って投げる、突っ込まないことを意識してやるべきだと思った」とあらためて注意点を把握できたことは大きい。田畑投手コーチも「今日投げられたのはプラス。順調にきている」と前向きに捉えた。
開幕まであと3週間。「微調整は必要だけど、大丈夫だと思う」と手応えを口にしたライアン。着々と虎狩りの準備を進めていく。