星稜・奥川が練習試合で3回を自責点0 スライダー抜きも最速147キロ
センバツ出場の星稜(石川)が9日、金沢市内の同校野球場で小松(石川)と練習試合を行い、今秋ドラフトの上位候補の奥川恭伸投手(2年)が先発。3回を投げて、2安打4三振自責0という投球だった。
「まっすぐのかかりも良くなくて、納得のいく投球はできなかったですけど、去年の春に比べれば、まあまあ(ボールも)きてるんじゃないかなと思うので、センバツまでピッチングの方は大丈夫かなと思います」
この日はスライダーを投じることなく、直球とチェンジアップだけの投球。「まだ(状態は)半分ぐらい」と振り返ったが、最速で147キロを記録。試験中という万全の状態ではない中でも、片りんをのぞかせた。
プロ4球団が集まった中での貫禄のスタート。「もう少し、まっすぐでファールとか空振りを取りたかったなと。ちょっと力むのが早くて、相手もそんなに速く感じなかったと思うので、試合を重ねながら、もう少し脱力した状態から投げるというところで」。センバツに向けて、状態を上げていく。