今秋ドラフト候補の星稜・奥川、練習試合で最速148キロ 3回無失点
センバツ出場の星稜(石川)が10日、金沢市内の同校野球場で光泉(滋賀)と練習試合を行い、今秋ドラフトの上位候補の星稜・奥川恭伸投手(2年)が先発。3回を2安打無失点で1奪三振という投球だった。
「まっすぐは昨日よりも全然良かったです。まっすぐで押せてたので。今日は指のかかり、感触も悪くなかったです」
この日の最速は148キロ。前日の小松(石川)との練習試合では147キロだった中、徐々に状態は上向いてきている。前日は封印していたスライダーも2球投げて感触を確かめた。2安打を許しながらも二塁を踏ませず、冬場の課題としていたけん制も積極的に入れながらの投球だった。
この日は阪神とヤクルトのスカウトが視察に訪れていた。「まだテスト中なので」と、状態が万全でない中でもさすがのピッチング。12日の火曜日に試験が終わり、そこからセンバツモード突入となればさらにペースは上がっていくはずだ。なお、試合は13-1で勝利した。