JFE西日本・河野が東芝相手に力投 阪神など11球団のスカウトに実力アピール

 「JABA東京スポニチ大会、東芝2-0JFE西日本」(11日、横浜スタジアム)

 今秋ドラフト上位候補のJFE西日本・河野竜生投手(鳴門)が今季初の公式戦に先発し、上々の投球を披露した。昨季の社会人日本選手権4強の東芝を相手に6回2失点。阪神など11球団のスカウトの前で実力の片りんを見せつけた。

 シーズンオフを経て直球の威力が増した。六回、無死一塁で5番・吉田の3球目。中飛に仕留めたボールは150キロの表示。「打球じゃないですかね」と納得はしなかったが、捕手のミットに収まったボールでも自己最速となる147キロをマーク。「いまの力は出せた」と手応えをつかんだ。

 チームは昨秋ドラフト候補にも挙がっていた東芝・岡野を打ちあぐねて、完封負けを喫した。初回に先制を許すなど「もう少し粘れたかな」とエースとして反省も忘れず。高卒3年目でドラフトイヤーを迎えた左腕は、入社以来初となる自チームでの都市対抗出場をかなえてプロ入りにつなげる。

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