楽天・松井ホッ1回完璧 守護神大本命、腰の張り明け初登板
「オープン戦、楽天7-1DeNA」(12日、草薙総合運動場野球場)
守護神候補の大本命が、実戦初登板を果たした。腰の張りで別調整を続けていた楽天・松井裕樹投手が九回に3番手で登板。最後の打者・知野を高速スライダーで見逃し三振に斬り、1回無安打無失点で締めた。
キャンプ中に腰の張りを訴え、5日にブルペン投球を再開。ようやくたどり着いた実戦マウンドに「試合の中で痛みが出ないか怖い気持ちもあった。力強く投げて痛みが出ないかを確認した」と話した。
ただ高めに浮く球も多く、内容には「物足りなかった」と話す。それでも「やっとスタートラインに立てた。抑えで使ってもらえるようにアピールしたい」と松井。抑えに関して「最有力だと思っていますけどね」と平石監督が信頼を寄せる左腕の復活で、勝利への道が見えてきた。