ロッテ・藤原 マリン名物の強風にキツイ一発 落下点の判断誤り適時二塁打
「オープン戦、ロッテ5-9ヤクルト」(13日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテのドラフト1位・藤原(大阪桐蔭)が、マリン名物の強風にキツーい一発をもらった。
三回1死二塁。広岡の打球が中堅に上がった。落下点を後方と判断してバックした。
だが風速13メートルの風が打球を押し戻した。急いで前進。グラブを差し出したが届かない。適時二塁打となった。
「自分の前で落ちてしまったので…。投手に迷惑をかけてしまった…」。六回には先頭で小川から右へ安打を放った。同点を呼び込む一打となったが、やはり悔いが残った。
「1番・中堅」で本拠地では4試合目の出場。先輩たちが「すごいぞ」という名物が待っていたが、将来は友にしなければならない。
「打球が最高点に達した時、そこでの判断が大事。低ければ伸びるのでそこをしっかりやりたい」。キツーい一発を糧にまた一つ、成長する。