熊本西・霜上主将が池江璃花子に憧れとエール 選抜キャプテントークで熱弁

 15日に行われる第91回選抜高校野球大会(23日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会を前に、出場32校の主将による「キャプテントーク」が14日、大阪市内で行われた。事前アンケートでの憧れのスポーツ選手の項目で、熊本西(熊本)のエースで主将の霜上幸太郎投手(2年)は、白血病を公表して闘病に入っている競泳女子の池江璃花子(18)を挙げていて、この日、その理由を熱く語った。

 「一番最初に池江さんを知ったのは、何気なく見ていた水泳の大会で。すごいなと感じて動画などで見始めて。世界レベルの練習をどんなにきつくても、一勝懸命やってるというか。思うような結果が出なければ練習で涙してる選手を見て、本当にこういう人が世界で活躍する選手なんだなと感じて、ものすごく影響を受けました」

 この事前アンケートは、池江自身が白血病を公表する前に答えたものだった。その直後にテレビの報道で病気のことを知り「ものすごくショックでした」と振り返る。

 何か言葉を送るとしたらと問われると「自分が言うのも何なんですけど…」と、しっかりと前置きした上で「ものすごく尊敬している選手なので。今はきつい時期だと思うんですけど、自分たちも全国の舞台でがんばるので、池江選手も病気が治るようにがんばってほしいと思います」とエールを送っていた。

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