優勝候補筆頭は星稜 激戦のCブロックは広陵、東邦ら地区王者4校ひしめく【展望】

大会初日での対戦が決まりやる気みなぎる(左から)履正社の野口海音主将と星稜の山瀬慎之助主将=オーバルホール(撮影・持木克友)
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 「選抜高校野球・抽選会」(15日、大阪・オーバルホール)

 組み合わせ抽選会が行われ、初戦の対戦カードが決まった。

 【Aブロック】

 初日の第3試合、星稜-履正社は屈指の好カード。星稜はエース奥川、履正社は伝統の強打が売り。優勝候補同士の戦いは、大会の行方を左右する一戦と言っても過言ではなさそうだ。開幕カードは呉-市立和歌山。四国大会を制した高松商-春日部共栄も実力伯仲で接戦が予想される。

 【Bブロック】

 昨秋の神宮大会を制した札幌大谷は米子東との戦い。勝ち上がると、最速153キロ左腕の及川擁する横浜-明豊の勝者とぶつかる。近畿王者の龍谷大平安も頂点を狙える好チーム。初戦は津田学園と対戦する。

 【Cブロック】

 昨秋の地区王者4校が入り、激戦ブロックとなった。九州王者の筑陽学園は、ハイレベルな京都大会を制した福知山成美と激突。中国王者の広陵と東北王者の八戸学院光星も、常連校同士の戦いで注目カード。2回戦では東海大会の覇者東邦-21世紀枠・富岡西の勝者と対戦する。

 【Dブロック】

 大トリで登場する智弁和歌山は、21世紀枠の熊本西と対戦。昨春の選抜準Vも経験した強打者黒川を中心に、優勝を狙う。東京王者の国士舘-明石商も上位進出を目指す実力者同士。名門復活を目指す桐蔭学園は森主将がけん引。初戦の啓新に勝ち、勢いに乗りたい。

 【第1日】

 呉-市立和歌山

 高松商-春日部共栄

 履正社-星稜

 【第2日】

 日章学園-習志野

 明豊-横浜

 米子東-札幌大谷

 【第3日】

 津田学園-龍谷大平安

 盛岡大付-石岡一

 山梨学院-札幌第一

 【第4日】

 筑陽学園-福知山成美

 広陵-八戸学院光星

 富岡西-東邦

 【第5日】

 明石商-国士舘

 松山聖陵-大分

 啓新-桐蔭学園

 【第6日】

 熊本西-智弁和歌山

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