DeNA・筒香が“メモリアル弾” 今季新設「ウィング席」に“本拠地1号”
「オープン戦、DeNA7-4ロッテ」(17日、横浜スタジアム)
“メモリアル弾”はやっぱり、この男だった。オープン戦復帰2戦目のDeNA・筒香が、今季から新設され、16日にお披露目された右翼席上部の「ウィング席」に推定130メートル弾をたたき込んだ。
約3万人の観衆をくぎ付けにしたのは六回だ。2番手の酒居が投じた真ん中、低め145キロのストレートをフルスイング。昨年までのスタジアムの形状では、場外に越えている推定130メートルの大飛球が、約3500席増設された真新しいスタンドに突き刺さった。
「これほど素晴らしい球場で野球ができることは幸せですし、打てることができてうれしい。手応えも良かった」と語った筒香。2019年の“本拠地1号”を新スタンドに運ぶ姿は、まさに千両役者だった。