西岡剛がBC栃木入団会見「34歳になってまだNPBに行きたい」設備重視で決断
前阪神で独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスに入団した西岡剛内野手(34)が18日、栃木県小山市内のホテルで入団会見を行った。
約40人の報道陣が集まった会見場に黒のスーツにチームのイメージカラーである金色のネクタイを締めて登場。引き締まった表情で「トライアウトを終えた直後に栃木ゴールデンブレーブスから1番初めに声をかけていただいた。NPBに戻るためには環境も必要ですし、設備がしっかりと整っているというのもあり選びました」と独立リーグでのプレーを決断した経緯を説明した。
西岡はロッテで2度の日本一を経験し、米大リーグ・ツインズを経て阪神で6年間プレー。昨年10月に阪神を自由契約となり、12球団合同トライアウトに参加して現役続行の道を模索していた。11月に栃木からオファーを受け、2月に入団を決意。「僕は、ただ単に野球が好き。野球しかできない。4歳からやってきて30年経つ。それを34歳になってまだNPBに行きたいという夢をこの年まで追いかけられていることをうれしく思います」と率直な思いを口にした。
また、背番号を選ぶ際には「1」か阪神時代に背負っていた「5」を提示され「5番で戦力外を受けて、そんな5番を付けたいという気持ちにはならなかった。1番というのはもう一回1からスタートするという意味も込めて、非常にいい背番号を与えてくれたと感謝したい」と決定理由を明かした。
BCリーグ栃木には昨季、村田修一内野手(現巨人ファームコーチ)が在籍していた。