ヤクルト青木“イチ魂”継承誓う 「諦めないこと」助言が野球人生の支え
ヤクルト・青木宣親外野手(37)が22日、“イチ魂”の継承を誓った。引退表明したイチローとともに、06、09年のWBC連覇に貢献。メジャー在籍時はたびたび食事に行き、相談にも乗ってもらった。
ロイヤルズ時代の14年。スランプに陥り、考え抜いても打てない悩みを打ち明けると「考えてもダメなら、もう一度考えれば?打てるまで考えればいい」と返ってきたという。以来、心に刻んだのは「諦めないこと」の大切さ。「なかなかできないことだけど、やっていこうと思った。教訓にしている」と野球人生の支えになった。
この日は神宮外苑での練習に参加。昨年末にも会食したイチローの引退を「信じられない」と寂しがりつつ「自分はまだまだやりたい」とプロ16年目の開幕へ決意を口にした。