オリックス「51」を永久欠番へ イチロー移籍の01年以降空き番
イチローがNPB時代に在籍したオリックスは22日、背番号「51」を永久欠番にすることを検討していく考えを示した。この日、湊通夫球団社長(56)が「考えていきたい」と明かした。
イチローがメジャーに移籍した01年以降、オリックスの51番は空き番だった。今回は世界的にも数々の記録を打ち立てたイチローの功績を鑑みて、球団が正式に永久欠番とする運びとなりそうだ。
さらに将来的なコーチなどの招聘(しょうへい)について「バットを置いたことでいろいろな考えがあると思う。野球界と交わる部分があれば、球団としても交わっていきたい」と湊球団社長。マリナーズの会長付特別補佐でもあるイチローの動向を追いながら可能性を探っていく。
この日の試合前には大阪市住吉区の住吉大社で必勝祈願。チームは95、96年の連覇以来、優勝から遠ざかっている。偉大なOBをたたえながら悲願を目指す。