巨人・菅野 看板直撃被弾もドラ1藤原には貫禄示す 開幕前ラスト登板で3回1失点
「オープン戦、巨人-ロッテ」(23日、東京ドーム)
開幕投手を務める巨人・菅野智之投手が、シーズン前最後の実戦登板。小林とのバッテリーで3回3安打1失点にまとめた。
初回、ドラフト1位・藤原との対決では簡単に2球で追い込むと、2球目の141キロで詰まらせて二ゴロ。続く加藤には右前打を打たれたが、後続を仕留めて無失点に抑えた。
だが、二回2死からバルガスに初球スライダーを打たれ、右翼席上部の看板を直撃するソロ被弾。先制点を献上した。
このイニングを1失点にとどめたが、一塁ベンチへ戻ると思わず苦笑い。小林とコミュニケーションを取りながら、投球を確認し合っていた。
三回は藤原にボールゾーンからいっぱいに入ってくる外角カーブで見逃し三振に仕留めるなど、無失点。球数51球で降板となった。