ヤクルト・高梨、古巣相手に好投 開幕ローテ入りは確実
「オープン戦、日本ハム-ヤクルト」(24日、札幌ドーム)
ヤクルト先発の高梨裕稔投手が3回2安打無失点。古巣相手に好投した。
昨年12月に日本ハムからトレード移籍した右腕。初回を三者凡退で滑り出すと、二回は先頭の中田に中前打を浴びたが、続く大田を遊ゴロ併殺に。三回1死二塁のピンチは、中島を中飛、浅間を空振り三振に打ち取った。
140キロ台中盤の直球は球威があり、フォークも低めに制球。三回の打席では、右翼線への二塁打も放った。開幕ローテ入りは確実。「今日はストレートの制球がよく、変化球でもカウントが取れた。キャンプから課題にしていることができているのかなと思います。打席に立ち、ランナーに出ましたが、その次のイニングへの入り方はもう少し勉強したい」と手応えと課題を口にした。