筑陽学園、甲子園V&準Vの父持つ2人がスタメン出場 2安打福岡の父「うれしい」
「選抜高校野球・1回戦、筑陽学園3-2福知山成美」(26日、甲子園球場)
筑陽学園には甲子園で大活躍した球児のDNAを次ぐ選手が2人スタメンで出場した。
「1番・遊撃」の中村敢晴内野手(2年)の父・寿博さんは92年夏の甲子園で西日本短大付(福岡)が優勝した時のメンバー。
「6番・右翼」の福岡大真外野手(3年)の父・真一郎さんは、94年夏に樟南(鹿児島)が準優勝した時のエースだった。
中村は無安打に終わったものの、ウイニングボールをキャッチ。福岡は2安打する一方で三回に右中間への大飛球を中堅手と交錯しそうになりながらスーパーキャッチし、甲子園を沸かせた。
スタンドで試合を見守った福岡真一郎さんは、喜びと不安が入り交じる感情を明かしながら、「うれしい。もっと打っていってほしい」と、2回戦に進出した息子にさらなる期待を寄せていた。