八戸学院光星“坂本2世”武岡 広陵・河野に脱帽 甲子園春夏初戦連勝10で止まる
「選抜高校野球・1回戦、広陵2-0八戸学院光星」(26日、甲子園球場)
1回戦3試合が行われ、甲子園出場10大会連続初戦突破を誇る強豪・八戸学院光星(青森)は広陵(広島)に敗れた。
俊足好打の“坂本2世”でさえ、広陵・河野に歯が立たなかった。八戸学院光星・武岡龍世内野手(3年)は、初回の内野安打1本に抑えられた。河野について「予想以上に手元で(ボールが)来ていた。内角が苦手で、内角攻めされると分かっていても対応できなかった」と脱帽。八回2死二、三塁の場面も遊飛に終わり「まっすぐも変化球も仕留められなかった」と悔しさをあらわにした。
仲井宗基監督(48)も「力でねじ伏せられた。昨秋より良くなっていた」と舌を巻いた。3安打完封負けで2011年春から続いた同校の甲子園春夏初戦連勝は10でストップ。春初戦の完封負けは初で、武岡は「途絶えてしまい申し訳ない。夏はチャンスで打ちたい」と誓った。