ロッテドラ1藤原 開幕戦へ「緊張感が出てきた」
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭高=が27日、2日後の開幕戦に向けて、「緊張感も出てきた。(開幕戦に)しっかり合わせていきたい」と抱負を語った。
この日、ロッテ浦和球場でのイースタン・日本ハム戦には参加せず、ZOZOマリンでの練習に参加。「いい練習ができた。徐々に状態はよくなっていると思う」と手応えを口にした。
すでに開幕1軍は決定している。ロッテの高卒新人では89年の前田幸長投手以来、30年ぶりとなる。
「光栄に思います。それに見合った選手になれるようにプレーをしていきたい」と前を見据えた。
オープン戦は14試合に出場して32打数7安打で打率・219、3打点。藤原は「自分の実力は分かったので、これからもっと力を付けていきたい」と話している。だが、井口監督は「足と守備は戦力になる。そこに不調はない」と高く評価しており、「1番・中堅」での開幕スタメンの可能性も残っている。
外野陣の競争は激しい。安打製造機・角中、両打ちの加藤、進境著しい岡、実績のある荻野、清田も好調を維持している。
藤原の開幕スタメンが実現すれば、球団の高卒新人では65年の山崎裕之氏以来、54年ぶりの快挙となる。
親友である広島の小園(報徳学園)が開幕1軍を正式に決めた。
「すごいと思いますし、お互いに頑張っていければいいと思います」と切磋琢磨(せっさたくま)を強調していた。