元横浜、ロッテ監督の近藤昭仁氏死去 80歳 98年にプロ野球記録18連敗
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横浜(現DeNA)やロッテで監督を務めた近藤昭仁氏が27日午前1時23分、敗血症性ショックのため川崎市内の病院で死去した。80歳だった。
高松市出身の近藤氏は高松一高から早大に進み、1960年に大洋に入団。ルーキーイヤーから二塁手として活躍し、同年の日本シリーズMVPに選ばれた。1619試合出場、1183安打。球宴には62年と65年の2度出場した。
選手兼コーチとなった73年に現役引退。広岡達朗監督時代の西武など複数球団のコーチでは優勝請負人としてチームを支えた。93年に大洋の後身となる横浜の監督に就任。93年5位、94年6位、95年4位とAクラスを経験することなく退任すると、97年にはロッテ監督に就任。初年度に最下位となると、2年目の98年は現在もプロ野球記録として残る公式戦18連敗を喫して最下位となり、この年限りで辞任した。