星稜・奥川敗退も高評価変わらず 巨人「1軍で投げたって5つぐらい勝つんじゃ」
「選抜高校野球・2回戦、習志野3-1星稜」(28日、甲子園球場)
1回戦1試合と2回戦2試合が行われ、習志野(千葉)は優勝候補の星稜(石川)との接戦を制して、8強に進出した。
各球団が口をそろえて星稜・奥川恭伸投手(3年)を絶賛した。巨人・長谷川スカウト部長が「いま(プロの)1軍で投げたって5つぐらい勝つんじゃないか」と称賛。DeNA・吉田スカウト部長も「スケールが大きい」と舌を巻いた。
奥川や大船渡・佐々木、創志学園・西とともに「BIG4」と呼ばれる横浜・及川は4回5失点で初戦敗退ながら、潜在能力への評価は変わらない。150キロを計測した広陵・河野や津田学園・前、石岡一・岩本ら右腕への高評価も集まった。
野手では初戦2発の山梨学院・野村らスラッガーが目立った。東邦・石川は変化球も苦にせず、ロッテ・永野チーフスカウトは「ちゃんとリストで押し込めている」と木製バットへの対応に太鼓判。桐蔭学園・森、八戸学院光星・武岡ら遊撃手に好素材が並んだ。