星稜・林監督 “サイン盗み疑惑”と勝敗は無関係「そこに原因追及しているわけでない」
星稜(石川)の林和成監督(43)が29日、大阪市内の宿舎で取材に応じ、28日の習志野(千葉)戦でサイン盗みをされた疑惑を提起し、習志野の控え室へ抗議に乗り込んだ件について日本高野連へ謝罪の電話をしたと説明した。
林監督は「今朝、日本高野連の方に謝罪の電話をし、私の行き過ぎた言動と行動で大会本部長を通じて皆さんに多大なご迷惑を掛けたことに対して反省し、謝罪いたしますとお電話しました」と話した。
その上で「負けたことは全てですし、それによって負けたかというのはまた違う話です」と、サイン盗みの疑わしい行為によって敗戦に直接結びついたわけではないと強調。「打てなかったことは力負けですし、それはそれで。私は別に没収試合にしてくださいとか、負けた原因をそこに追及しているわけではないので、そこだけは勘違いされないようにしたい」と釈明した。
林監督は28日の試合後取材で「習志野の二塁走者が打者へサインを送っていた。こちらは試合中にサインを変えたり、捕手ではなく投手からサインを出したりと変更したが、それで浮ついた部分も起きた」と話していた。