巨人・丸「結果が出なかったので悔しい」大瀬良に4三振で天仰ぐ
「広島5-0巨人」(29日、マツダスタジアム)
巨人・丸佳浩外野手が、広島・大瀬良に対して4打席連続三振を喫した。チームも3番のブレーキが響き、完封負けを喫した。
1点を追う八回1死一、二塁の好機で、打席には丸。G党の期待は高まったが、大瀬良が投じた外角直球にバットが出ず、見逃し三振。思わず天を仰いだ。
試合後、多くの報道陣に囲まれた丸は「結果が出なかったので悔しいですけど、切り替えてまた明日から」とコメント。相手バッテリーの配球については「迷ったというか、ちょっと自分のポイントで打てない球が結構多かったので。投げている球もいいコースにしっかりと来てましたけど。甘い球を僕が仕留められなかった」と振り返った。
この試合、古巣の広島・大瀬良との対戦で一回はカットボールにバットが止まらず、ハーフスイングで空振り三振。四回はフルカウントから外角のカットボールに見逃し三振。ストライクのコールに思わず苦笑いを浮かべた。
六回の第3打席は大瀬良のカーブにバットが空を切った。カープに所属していた昨季、9月22日の阪神戦で喫して以来の4三振。マツダスタジアムの広島ファンから、割れんばかりの大歓声が沸き起こった。
昨季までプレーしていたマツダスタジアムでのほろ苦いスタート。それでもしっかり前を向き、「修正というか、切り替えて。明日に向けてそこはしっかり切り替えて」と強調した。