楽天・美馬 勝利投手の権利得て降板 昨年8月以来の公式戦登板で5回3失点
「ロッテ-楽天」(30日、ZOZOマリンスタジアム)
楽天・美馬学投手(32)が、昨年8月2日のオリックス戦(京セラドーム)以来となる公式戦登板で、粘りの投球を見せた。
今季初登板初先発となるマウンドは、二回2死からレアードに左中間二塁打を打たれ、続くバルガスに中前適時打で先制点を献上。だが、直後の三回に味方が逆転に成功すると、その後は五回にレアードのソロなどで2点を奪われたが、5回5安打3失点で勝利投手の権利を得て、中継ぎ陣に後を託した。
直球の最速が146キロを記録するなど「調子は良かったです」と美馬。「でも、ランナーを出した時がやっぱり課題。もう少し安心して見てもらえるように次は頑張りたい」と課題を口にした。
それでも、昨年8月の右肘手術からの復活登板に「今日は久々にマウンドに立てたことが何よりうれしい」と安どの表情を浮かべていた。