習志野がセンバツ初の4強 エース飯塚が好リリーフ&同点打
「選抜高校野球・準々決勝、習志野4-3市和歌山」(31日、甲子園球場)
習志野がエース・飯塚脩人投手(3年)の投打の活躍でセンバツ初のベスト4進出を決めた。千葉県勢としても08年の千葉経大付以来となった。
先制したのも習志野だった。初回に先頭の竹縄俊希外野手(3年)が左二塁打で出塁すると1死三塁から3番・角田勇斗内野手(2年)が中前適時打を放った。
市和歌山はすかさず反撃。2番・下井田知也内野手(3年)から4連打で一気に3点を奪い、逆転した。
両校とも早めの継投策に出たが、五回に3番・角田の投手強襲安打で1点、六回2死一、二塁から9番・飯塚が中前打して同点とすると、七回には敵失などでチャンスを広げ、5番・高橋雅也外野手(2年)の遊ゴロの間に勝ち越し点を挙げた。
習志野の飯塚は二回から登板し、4安打9奪三振で無失点に抑え、勝利を呼び込んだ。