ロッテ・ドラ1藤原、右翼への大飛球も…プロ初アーチならず
「ロッテ4-9楽天」(31日、ZOZOマリンス)
ロッテのドラフト1位・藤原恭大外野手(18)=大阪桐蔭=が「打った瞬間、行ったかなと思いました。ちょっとずらされた」と、惜しい一撃を振り返った。
開幕から2試合連続でスタメン起用されてきたが、この日はベンチスタートとなった。
六回、藤岡の代打で先頭打者の打席に入った。福山のシュート攻めでカウントは1-1。3球目のスライダーを捉えた。打球は右翼ラグーン席ギリギリまで伸びた。これを「9番・右翼」でプロ初スタメンしていた辰己がキャッチした。
八回にも打席が回ってきたが、2-2から146キロ真っすぐを空振り三振した。
試合前に井口監督は「藤原は(今後の)育成プランを含めて、休ませながら1年間通してやらせていきたいと思います」と話しており、今後も1軍帯同は続く。「(これからも)チャンスがあれば頑張ります」と唇をキッと結んでいた。