智弁和歌山、昨秋のリベンジならずサヨナラ負け 中谷監督「僕の未熟さ」

明石商に敗れグラウンドを後にする智弁和歌山の中谷監督=甲子園(撮影・持木克友)
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 「選抜高校野球・準々決勝、明石商4-3智弁和歌山」(31日、甲子園球場)

 智弁和歌山は昨秋のリベンジはならなかった。しかし、12-0で五回コールド負けしたあのときとは大違い。初回に押し出しで先制すると2点を追う五回には中軸の3連打などで同点に追いついた。

 中盤から終盤にかけてはしのぎ合い。六回、七回は三塁まで走者を進めたが、最後は明石商(兵庫)の中森俊介投手の勇気ある内角球に打ち取られた。投手陣も踏ん張った。三回から登板した小林樹斗投手(2年)も再三のピンチを防いだが、最後はまさかのサヨナラ弾。2年連続のベスト4入りはならなかった。

 中谷仁監督(39)は「僕の未熟さ、まだまだ勉強しないといけないと思います。志半ばで負けたのは監督の責任。夏は勝ち上がっていけるように生徒と汗を流していきたい」と巻き返しを誓った。

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