東邦・石川「勝つイメージしかない」400万円のAI搭載打撃マシンで中森“攻略”
「選抜高校野球・準決勝、東邦-明石商」(2日、甲子園球場)
東邦(愛知)は西宮市内のグラウンドで軽めの調整。準決勝で勝てば中京大中京の春55勝に歴代トップで並び、また愛知県勢春夏通算300勝となる。平成元年以来のV、歴代最多の5度目となるVに、平成最後で王手をかける。
高校通算43本塁打の石川昂弥投手(3年)は「勝つイメージしかない。優勝するためにここに来た。優勝を目指してやるだけ」と言葉に力を込めた。
相手となる明石商の2年生エース・中森対策として、この日は、約400万円で購入した人工知能搭載の打撃マシンを持ち込み、中森の特徴を設定して打ち込んだ。
また投手としてはブルペンには入らず、キャッチボールのみで調整した。石川は「打者を抑えるだけ。苦手なコースにしっかり投げ分けたい」。難敵を退けて、頂点へと突き進む。