長嶋氏「やっぱり球場はいいね」298日ぶり東京ドームで観戦、喜ぶコメント

 「巨人-阪神」(2日、東京ドーム)

 巨人の長嶋茂雄終身名誉監督が本拠地開幕戦を訪れ、観戦した。東京ドームで巨人戦を観戦するのは昨年6月8日の西武戦以来、298日ぶりで、「やっぱり球場はいいね。わくわくするよ」との喜びのコメントを球団を通じて発表した。

 ジャケットスタイルに、茶色のネクタイを締めて登場した長嶋終身名誉監督。次女の三奈さんらに付き添われ笑顔で手を振り、元気そうな姿を見せた。読売新聞グループ本社の渡辺恒雄代表取締役主筆と並び、ジャイアンツカラーのオレンジ色をしたマフラーを首からかけて観戦する姿も、日本テレビグループの中継で放送された。

 長嶋終身名誉監督は胆石の治療のため療養中だった。球団を通じて、「東京ドームに来たのは久しぶりだな。やっぱり球場はいいね。わくわくするよ。みんな喜んでくれて、手を振ってくれてね」とコメントし、ファンの反応が刺激になった様子だった。「打線も吉川君、坂本君、丸君が1、2、3で先制してから、爆発したね。岡本君ももう少しかと思ったけど、よく打った。また、ドームに来て応援したいと思います」と選手たちをたたえていた。

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