東邦が習志野下して優勝 平成最後の王者に 石川が2本塁で完封

優勝を決めナインと喜び合う東邦・石川昂弥(右側)=甲子園(撮影・田中太一)
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 「選抜高校野球・決勝、習志野0-6東邦」(3日、甲子園球場)

 平成最後の決勝戦は東邦がエース・石川昴弥の活躍で優勝した。

 初回に東邦の大黒柱、石川は四球の杉浦を一塁に置いてカウント3-2から真ん中高めのスライダーをフルスイング。打球はバックスクリーン右へドスンと突き刺さった。大会18号の先制2ラン。石川にとっては今大会2本目。豪快な一発での幕開けたとなったが、続きはまだあった。

 五回だ。2死二塁で代わったばかりの習志野の切り札、飯塚から右中間へ。大会19号の追撃2ランを見舞った。

 投げても習志野打線を完封。投打にわたって躍動し、平成最後の優勝校となった。東邦は30年前の平成最初のセンバツでも優勝。東邦で始まり、東邦で終わった平成のセンバツとなった。

 森田泰弘監督は「ホットしたのと先輩方が築かれた歴史があったので平成最後の優勝を何が何でもなしとげようとやってまいりました。ホッとしたのと本当に嬉しい」とコメント。2本塁打と完封の石川には「ピッチャーとして大きく成長したんじゃないかと思う」と語っていた。

 石川は「ずっと甲子園優勝目標にやってきた。達成出来て嬉しい」「最後は自分の力出しきるだけ。それが出来た」と語り、本塁打も「1本目は打った瞬間やったと思った。2本目は正直行くとは思わなかった。入ってくれて良かった」と会心の笑顔を見せていた。

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