「楽天－日本ハム」（３日、楽天生命パーク宮城）

　広島から移籍の楽天・福井優也投手（３１）が、移籍後初登板初先発。制球に苦しみ走者を背負う投球が続いたが、５回４安打無失点でマウンドをリリーフ陣へと託した。

　初回から２四球が絡んで１死満塁の危機を招くが、王柏融を遊撃への併殺打に打ち取って無失点。五回も２つの四死球で２死満塁とするが、再び王柏融を右飛に仕留めて危機を脱した。

　降板後は「何とか最低限の仕事はできた。リズムが良くなかったので、次はストライク先行の投球をしたい」と話した福井。ボール先行で球数が増え、５回９４球での交代となったが、要所を抑えて試合を作った。