西武・森、オレが満塁男打ァ 走者一掃の先制三塁打!今年も強い!
「西武8-6ロッテ」(4日、メットライフドーム)
「満塁男」の胸が高鳴った。初回1死満塁。先制の好機で西武・森が追い込まれながら小島のスライダーを捉えた。「三振だけはしないようにと思った」。右中間を深々と破り、走者一掃の先制三塁打で口火を切った。
「個人的にも打ちたいし、投手陣を助けたいと強く思っている」。これが満塁の打席での心得だ。2日も2度の満塁機にいずれも適時打を放ち、4打点。昨季、満塁での成績が19打数7安打(3本塁打)の打率・368で、25打点は規定打席以上の打者でリーグ最多。「満塁男」が面目躍如の一振りだ。
二回にも2死二塁からの中前打で計4打点。四回の右前打も含め、この日の3安打はいずれも追い込まれてからマークした。
二回までに8得点。4月4日の「獅子の日」に語呂も良くスコアボードに1、2回と「4」「4」と並べてみせた。ソフトバンクに開幕3連敗を喫したが、本拠地ですぐに借金返済。立役者は「この勢いで東京ドーム(の日本ハム戦)に乗り込みたい」とお立ち台で気炎を上げた。