中日が早くも2度目のサヨナラ負け 与田監督は延長での逸機悔やむ
「ヤクルト4-3中日」(6日、神宮球場)
中日が昨夜に続いて接戦をものにできず、今季初の連敗となった。引き分けがちらついていた延長十二回2死無走者から小熊がヤクルト・青木に代打本塁打を浴び、今季早くも2度目のサヨナラ負け。与田監督は「チャンスであと1本出なかった。競ったゲームなので何とかしたかった」と落胆し、延長での逸機を悔やんだ。
2-3の九回2死二塁から代打井領が抑えの石山から中前打を放ち、土壇場で追い付いた。これで流れがよくなるはずが、延長ではどうしても勝ち越せない。十回は2死満塁、十一回は1死一、三塁を逃し、十二回も1死満塁から代打亀沢が痛恨の三ゴロ併殺打で勝ちが消えた。
終わってみれば14残塁の拙攻となった。指揮官は「切り替えてやるしかない」と言葉を絞り出した。