駒大のルーキー林琢、母校東邦のセンバツVに刺激 リーグ初安打がV打
「東都大学野球、駒大4-2亜大」(8日、神宮球場)
駒大のルーキー・林琢真内野手(1年・東邦)がリーグ初安打をV打で飾った。「2番・二塁」でスタメン出場。1-2の五回2死一、二塁から直球を迷いなく振り抜いた。逆転となる右中間への2点適時三塁打。50メートル走5秒9の快足を飛ばして、一気に三塁まで駆け抜けた。
開幕直前に大きな刺激を受けた。今春センバツで東邦が優勝。同じく東邦出身の先輩・小西慶治内野手(3年)と「『俺たちにも神様が絶対いいことをしてくれる』って話してました」と気持ちを高め合っていた。
小学校時代に父と斎藤佑樹(現日本ハム)の早慶戦を観戦して憧れた神宮で、いきなり躍動した。「見ていた舞台でできるとは思わなかった」と喜びもひとしお。フレッシュな力で開幕戦の勝利に貢献した。