法大・青木監督、4カ月の謹慎処分 部内暴力認定で 今春リーグ戦は金光副部長が指揮
日本学生野球協会は9日、都内で審査室会議を開き高校7件、大学1件の処分を発表した。大学の調査で部内暴力が認定された法大・青木久典監督は暴力行為について3カ月、および報告義務違反についての1カ月で計4カ月の謹慎処分となった。
青木監督は16年の夏と秋に当時4年生部員2人に対し暴力行為、当時2年生部員1人に対し威嚇行為があったという。会議に出席した同協会の内藤雅之事務局長は東京六大学野球リーグの監督が謹慎処分を受けるのは「初めてじゃないですか」と説明した。
1月に同大学と同協会へ青木監督による部員への暴力があったという告発文書が送られていた。これを受け、同大学は調査委員会を設置。調査の結果、暴力行為があったことを認定し3月28日から謹慎を命じていた。13日から開幕する今春リーグ戦は同大学野球部の金光興二副部長が指揮する。