DeNA・浜口プロ初完封 猛虎打線をわずか1安打、巧妙けん制アウト2度

 「阪神0-2DeNA」(10日、甲子園球場)

 DeNA・浜口遙大投手(24)が阪神打線を1安打に抑え、プロ初完封を飾った。

 前夜最大5点差からの逆転勝利、梅野のサイクル安打と15安打12得点と火を噴いていた猛虎打線を封じた。

 初回1死から糸原に左前打を打たれたが、許した安打はこれだけ。136球、気迫の投球で九回を投げ抜いた。「チェンジアップ、スライダーが良かったので、それを軸にリードしてもらった。全体的に良かったですね。(完封は)ひとりひとり集中して投げた結果」と納得の表情を浮かべた。

 阪神とは過去の対戦9試合で4勝1敗1Hと相性はいい。八回には四球を3つ出して2死満塁のピンチも背負ったが、ここも乗り切る。「八回は気持ちが入りました。絶対最後まで投げると、あそこが一番気持ちが入りました」。糸原を遊飛に打ち取り、気迫勝ちした。

 また、けん制のうまさも光った。初回にこの試合唯一の安打で出塁した糸原、三回に四球で出した北條を巧妙なけん制で仕留める。阪神の勢いをそぎ、ピンチを広げることはなかった。

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