「巨人６－１ヤクルト」（１２日、東京ドーム）

　巨人・菅野智之投手が、７回４安打１失点で２勝目を飾った。

　初回、２死から山田哲に先制ソロを被弾。四回は無死一、二塁のピンチを迎えたが「ピンチにならないほうがいいが、ギアを上げて何とか抑えることができた」と、圧巻の三者連続三振で切り抜けた。本調子とはいえない内容だったが、「うまく誠司が引っ張ってくれて。ふたりで協力していけた」と、女房役の小林に感謝した。

　菅野は「１位のヤクルトが相手、気が抜けなかったし、いい試合ができたと思う」と充実の表情。今季は日本一、２０勝を目標に掲げる右腕は「まだまだ始まったばかり。もっと勝って貢献できるようがんばります」とうなずいた。