奈良学園大・菅田 1失点完投&快音 プロ8球団視察「二刀流」奮闘
「近畿学生野球、大市大1-0奈良学園大」(12日、南港中央野球場)
奈良学園大-大市大が12日、南港中央野球場で行われ、今秋のドラフト候補の奈良学園大・菅田大介投手(4年・京都共栄学園)が「3番・投手」で先発した。敗戦投手となったが114球、8回4安打1失点6奪三振の完投で粘りを見せた。
「もう少しまっすぐで空振りを取れれば。ピンチの時にもう少しギアを上げていけたらと思います」
プロ8球団のスカウトが視察する中、直球は最速で143キロ。投手への本格転向は今季からで、前節に続く2戦連続完投にも「(体力も)全然大丈夫です」ときっぱり。バットでも1安打を放った中、阪神・山本スカウトは「(投手と野手の)両方やっているのでそれを見ていきます」と今後も「二刀流」を追っていく。