楽天 ラグビー元日本代表・桜庭吉彦氏が始球式「がんばろう東北デー」
「楽天-ソフトバンク」(13日、楽天生命パーク宮城)
震災を風化させず東北全体が一丸となり前進していくことを目的に「がんばろう東北デー」が開催。ラグビーワールドカップ2019のアンバサダーを務め、釜石シーウェイブスのゼネラルマネジャーを務める元日本代表・桜庭吉彦氏(52)が始球式を行った。
野球経験者という桜庭氏だが「ちょっと肩に力が入ってしまいました。ボールを投げるのは36年ぶりです」とワンバウンド投球となり苦笑いだ。
東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県釜石市は、ラグビーワールドカップ2019日本大会の開催地の1つとなっているが「まだまだ復興は途上のところだが、復興がさらに加速する、またワールドカップが成功するという思いを込めて投げた」と話した。
被災地を盛り上げるビッグイベントへ「釜石は12の開催地の中で一番小さな都市だが、住んでいる人たちの温かさ、思いやりで良いおもてなしができると思う。地域の人たちが全体で関われる大会になればと思う」と期待を込めていた。