オリックス・山崎福が642日ぶり勝利「1勝できてうれしい」
「西武3-10オリックス」(13日、メットライフドーム)
オリックスの山崎福也投手は1点リードの四回から登板。
四回を三者凡退で打ち取ると五回は源田への死球、山川四球などでピンチを迎えるが森を141キロの直球で左飛に打ち取った。
六回は中村を117キロのチェンジアップで空振り三振に打ち取るなど三者凡退。
七回は先頭木村を四球で出すが、秋山の左中間の当たりを西浦がフェンスに激突しながら捕球する美技にも助けられ無失点。
結局4回無安打3奪三振で無失点、打線の爆発もあり2017年7月10日・日本ハム戦以来、642日ぶりの白星が転がり込んできた。
「テンポよく投げられたのが良かった。去年は悔しい思いばかりしたので中継ぎですけど1勝できてうれしい」
昨季はプロ入り以来ワーストの7試合に登板し0勝1敗に終わった。
昨季途中からウエートトレーニングを積極的に採り入れるなど肉体改造に着手。
秋季練習からは就任したばかりの中嶋聡2軍監督に投球フォームを徹底的に指導され改良。球速球威が大幅にアップした。
今季はここまで5試合に登板し10回で被安打2、6奪三振、防御率0・00の好成績を残す。
西村徳文監督は「今のところは中をやってもらうつもり。ただ、中継ぎでこれだけいい投球をしていればそのうちに先発というケースもある」と先発再転向の可能性もにおわせた。