PL学園OBの桑田真澄氏 サイン盗みで持論「絶対にあっちゃいけない」
今年から初めて「マスターズ甲子園2019」に参戦するPL学園のOBが13日、大阪府大東市内で関西創価と練習試合を行い、巨人などで活躍した同校OB会長の桑田真澄氏(51)が初参加した。
桑田氏は、今後のPL学園OBチームについて「スポーツマンらしくプレーして、正々堂々と戦って勝って甲子園に行くというプロセスが大事だと思う」とフェアプレーの重要性を説いた。その中で、センバツの星稜-習志野戦で起こった「サイン盗み疑惑」に関する問いに対し、持論を展開した。
「そういうことがいいとされてたのが僕らの時代ですし、そういう指導法だったんです。そういう卑怯(ひきょう)なプレーをやって勝っても何の価値もないと思う」
決して疑惑が向けられた習志野を責める発言ではない。そういった「サイン盗み」がかつて横行していたことを踏まえた上での、反対の思いだ。「学生野球、学童野球は絶対にそういうことがあっちゃいけないですね」と熱く語っていた。