西武・山川「打った瞬間」4試合ぶり3ラン
「西武11-3オリックス」(14日、メットライフドーム)
今季初めて3万人を超える観客が訪れたメットライフドームが4番の一振りで沸いた。西武・山川が2-1の五回に6号3ラン。左翼席上段に達する4試合ぶりの一発で一気に流れを呼び込み「打った瞬間、行ったなと思った。こういう本塁打をどんどん打てればいい」と満足そうに笑った。
五回、1点を勝ち越してなお無死一、二塁の場面。追い込まれながらも松葉の高めの速球を完璧に捉え「今までの本塁打はラッキーな本塁打だった。今日の本塁打は良かった」と自賛した。
源田が右手首を傷めて先発を外れるなど故障者が出ている中、11得点の快勝で勝率を5割に戻した。山川は主砲として「みんなで取った一勝。勢いに乗れたらいい」と言葉に力を込めた。